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2025年03月15日

旅立ちメール*チワワシーちゃん

▼2025年3月21日 旅立ちメールを頂きました。

10年間とても大切にしていただきシエロちゃん(旧シーちゃん)は幸せだったことでしょう。
本当にありがとうございます。













以下、メールを頂いた内容とお写真です。

12月27日にシエロが15歳で亡くなりました。
僧帽弁閉鎖不全症と髄膜腫によるてんかん、後遺症による四肢の麻痺、うっ滞性肝炎と蛋白漏出性腸炎、生命維持ギリギリの貧血と戦い、最期まで一生懸命生きてくれました。
2022年9月からてんかんの発作を起こすようになり、2ヶ月に一度だけだったので獣医師より様子見の判断でしたが2023年5月末に大きな発作がおき、脳の異常の可能性が高いとのことで6月にMRIを撮りました。結果、腫瘍が脳の3分の2を占めていました。
手術をしなければ脳ヘルニアになる可能性が高く3ヶ月生きられたら頑張った、半年生きることはまず難しいと言われました。手術をし、その後1週間放射線治療をした場合は術後大きな発作が起きなければ一年半と言われ
シエロと明日お別れかもしれないという覚悟がどうしても出来なくて手術を選びました。
引き取ったときから心臓が悪かったことと腫瘍が大きかったため、麻酔下での処置のリスクが高くおよそ4時間の手術で半分ほどの切除となりましたが手術自体は成功しました。
ですが翌日、発作が起き様態が急変し、もう難しいかもしれないから会いに来てほしいと病院から電話がありました。
病院についたときには意識もなく呼吸器をつけた状態でただ心臓が動いているだけ、脳ヘルニアになってしまって脳幹死の可能性もあるとのことで、
人と違ってずっとこの状態ではいられないから、今すぐじゃないけどこのまま変化がなければどこかで装置を切る決断もしなくてはならないとまで言われました。
毎日面会に行き意識は戻らないと聞くたび諦めてしまいそうになりましたが、4日目に少しだけど反応があってもしかしたら意識が戻ってるかもと言われ5日目には呼吸器をつけたまま自力で足をバタバタさせ、6日目には呼吸器を外しICUで自力で呼吸をし7日目に退院しました。
ただ、もう麻酔はかけられないとの事で放射線はしないことになりました。
歩くことも恐らく難しく経鼻カテールから流動食を摂取させ排泄のお手伝いも必要、一生続くかもと言われたシエロは、毎日リハビリとマッサージをし立ち上がって転ぶを繰り返し、1ヶ月ほどで自力で立ち上がり流動食を口から摂取できるように、3ヶ月後には固形フードも食べられるまでになりました。
ただ、後遺症により左半身は麻痺が残ってしまったため歩行は旋回のみで同じ場所をぐるぐる周るしかできなかったけれど、不格好な手作り車椅子も乗りこなしてくれ、たくさん歩くことができました。
最終的には数時間のお留守番も出来るようになり、
先生も 良い意味だけどここまで回復するっていうのは予定してなかった13歳で本当に大きな手術よく頑張りました とシエロを褒めてくれました。
その後大きな発作もなく安定した生活ができていましたが数ヶ月後にうっ滞性肝炎、更に数ヶ月後に蛋白漏出性腸炎にかかり、毎日の日帰り入院を繰り返し、追加の投薬と毎日の点滴が必要となってしまいました。
それでも何度も何度も危機を乗り越えよく頑張ってくれました。
シエロを迎え10年経ち、昨年私は子供を生みました。
最後の一年を存分に側で過ごすため、もっともっと濃い時間を過ごすため、仕事を休むキッカケを作るためにシエロが授けてくれたと思っています。
うまく逃げられないシエロは子供に遊ばれてしまうこともあったけどそれでも側で添い寝をしている優しいお姉ちゃんな姿を見て、シーちゃんって呼べるようになるまで生きていてくれたら良いのにと何度も思いました。
でもお迎えは来てしまい余命宣告をされた一年半まであと3日、目前でした。
亡くなった日、私は外出の予定があったけど2日前に高熱を出し念の為予定はキャンセル、おかげで側にいられました。
シエロが最期だよと教えてくれたような気がします。
持病の急変ではなく老衰でのお迎えで、苦しまずに看取ることができました。
かかりつけの先生からは一年半というのは脳腫瘍だけの余命で、肝炎と腸炎を患って同じだけ生きたのは本当にすごいことだから川井さんが何かを間違えたんでもなくて、ただお迎えがきただけだよ と 、
オペをしていただいた先生からも 僕にとってもシエロちゃんは忘れられない子で同じオペを必要としてる患者さんにシエロちゃんの話をしてるよ とおっしゃっていただきました。

手術をしなければ最期は苦しむけどそれまでは自力でご飯をたべ、歩くこともできたかもしれない
手術をしなければ肝炎と腸炎になる前に亡くなって、10種類も薬を飲まなくて良かったかもしれない
毎日の通院も毎日の点滴もしなくて済んだかもしれない
お見送りのときには側にいる、だから手術以降入院はさせないと決め朝預け夜引き取る通院を何度も繰り返し、自宅でやれるすべてのこともやりきったつもりだったし、
お別れのときは泣かない、ありがとうと頑張ったねとお疲れ様と愛してる、これだけは伝えようと思ってたのにいざお迎えがくると嫌だとしか言えず伝えたかったことを言えたのは看取ったあとになってしまったし
手術をしたことはシエロにとって良かったのか彼女が望んでいたのか、本当に私は全てをやりきれたのかどれだけ考えても分からなくて後悔の気持ちもあります
でもどんな状態でも1日でも長く生きてくれたことは私にとっては間違いなく幸せだったし、たくさんの人に大切に想ってもらえたことは絶対にシエロも幸せでした。
私が犬関係の仕事であるため病気が分かってからは毎日一緒に出勤させていただけたり、職場の方達の理解や協力を得られたから出来たことがたくさんあります。
休みの日に神社へ行き犬のお守りを買いシエロは絶対に大丈夫と言ってプレゼントくれたり、どうしても毎日面会に行きたいと言えばフォローをしてくれ、仕事中もカテーテル給餌などの介護をする時間をもらい、私が目を離すときには誰かが気にしてくれる、引き継ぎメモにシエロが元気になるようにと手紙を添えてくれる、シエロはそんな同僚たちに支えられ、大切にしてもらえました。
知人に会えばシーちゃん大丈夫?みんながそう聞いてくれました。
もう駄目かもと泣き言を言うたびにたくさんの人がシーちゃんは絶対に大丈夫だからと励ましてくれ喝を入れてくれました。
本当に本当にたくさんの人に愛されていたし、
お迎えした当時は少し怖がりで、ご飯を差し出す時やシーツを取り替える時にも自分から噛みに向かってくる子で…
でも可能な限り一緒に出かけ、口輪をした状態でたくさんの人に触ってもらい声をかけてもらい、一緒に暮らし2年ほど経つ頃には誰の側へも自分から行き、足元に寄り添って座る、口輪なんて必要ないとっても愛情深い子になりました。
アルーナとシエロどちらを引き取るか迷っていた当時、お伝えした情報などからアルーナを勧めていただき迎たのにシエロのことも諦めきれていませんでしたが、シエロが別のトライアル先から戻ってきたというお話を伺ったときは、不謹慎ながら噛みグセに感謝もしました(笑)
シエロを最優先にさせてくれたアルーナ、他の犬たちや子供には寂しい想いをさせました。
アルーナも14歳になりましたがまだまだ軽度の僧帽弁閉鎖不全症のみでとても元気いっぱい、他の子に合わせた1時間のお散歩もへっちゃらです★
シエロの分も健康に楽しく生きていてほしいと思っています。
これからも責任を持ってアルーナを大切にすることをお約束します、
5歳のシエロをお迎えしてから10年、一緒にいられた時間はあっという間で決して長いとは言えないけれど、濃い時間でした。
長くなりましたが本当に素敵な出会いをありがとうございました。





旅立ちメール*チワワシーちゃん


旅立ちメール*チワワシーちゃん


旅立ちメール*チワワシーちゃん


家族決定になりました♪♪


11月8日トライアルに入りました♪♪
チワワのモコ子ちゃんのお家です
先にモコ子ちゃんを家族に迎えていただき
続いてシーちゃんをトライアルに、、、、、
モコ子ちゃんはアルーナに改名
シーちゃんはシエロになる予定
そのままシーちゃんと呼べるからと~
寂しく無いね~~
アルーナちゃん宜しくね~♬♬

ゆっくりお試し飼育を楽しんでくださいませ(*^_^*)



旅立ちメール*チワワシーちゃん


旅立ちメール*チワワシーちゃん

チワワの女の子、シーちゃん2009年11月生まれもうすぐ5歳

繁殖リタイアワンコ

6種ワクチン済み、ノミダニ駆除、フィラリア予防薬投与済み

避妊手術、歯石除去、フィラリアマイナス

尚、こちらの保護犬をご希望される場合には必ず下記をお読みいただき、
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